あらすじ
婚約を目前に控えた夜、夫となるはずの男が実の妹とベッドを共にしていた。
誰もが彼女が修羅場を繰り広げるものと思っていたが、彼女はその足でクラブへ向かい、売れっ子の男を一人買った。
その男は体格も体力も、そして容姿も良く、何から何まで申し分なかった。
一夜の快楽に、彼女は心から満足して高額の小切手を放るように差し出した。
「お疲れさま、坊や。また指名させてもらうわ」
ところが、男は顔色を変えた。「食い散らかして捨てるなんて、お前、いい度胸だ!」
彼女は取り合う気にもならなかった。長期契約に持ち込むための、よくある駆け引きだろう。
だが、彼女の事業が行き詰まり、最後の望みをかけて伝説の名家の御曹司に会うまでは……。
目の前の御曹司は、なぜ自分が捨てたはずの一夜の男と瓜二つなのだろうか。
章一覧
全427章
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