あらすじ
純潔を奪われて初めて、榊原詩織は自らが信じていた真実の愛が単なる笑い話に過ぎなかったことを知る。
彼女の婚約者と妹はとうの昔に関係を持っており、あろうことか結託して彼女の財産を狙っていたのだ。
詩織はすぐさま悪魔のような男と婚姻契約を結び、彼らに代償を支払わせることを決意する。
長谷川彰人は、残忍で気分屋であると噂される人物。
誰もが詩織が彼のもとで何日生き延びられるかを見物していたが、聞こえてくるのは二人が公然と愛情を見せつけているという知らせばかりだった。
悔しがる妹が「見知らぬ男に抱かれた女なんて、彼にとってはただの遊びよ!」と吐き捨てれば、 彰人は愛妻を抱き寄せ、「奇遇だな、その見知らぬ男とは私のことだ」と返す。
焦った元婚約者が「あいつはまもなく一族から追い出される役立たずだ。あんな男に嫁ぐくらいなら、戻ってきて俺の愛人になれ!」と怒鳴り散らせば、 彰人は希少なダイヤモンドの指輪を競り落として詩織の玩具代わりに与え、「私の女には、最高のものがふさわしい」と言い放つ。
幾度となく自分を守ってくれる姿を前に、詩織はこれがただの演技だと常に自分に言い聞かせていた。
だが契約期間が満了し、彼女が新たな生活を始めようとした時、本来なら手を引くはずの男は彼女を寝室に閉じ込め、夜通し離そうとはしなかった。
「長谷川彰人、契約違反よ!」
憤る詩織に対し、男は指の腹で彼女の唇を撫でながら、熱く狂気めいた眼差しで告げるのだった。「十分に態度で示してきたつもりだったが。長谷川夫人、私は終身契約を更新したい」
章一覧
全500章
/0/23702/coverbig.jpg)
/0/23010/coverbig.jpg)
/0/20298/coverbig.jpg)
/0/27104/coverbig.jpg)
/0/24318/coverbig.jpg)
/0/24755/coverbig.jpg)
/0/17067/coverbig.jpg)
/0/27221/coverbig.jpg)
/0/27166/coverbig.jpg)
/0/27154/coverbig.jpg)
/0/27150/coverbig.jpg)
/0/27134/coverbig.jpg)
/0/26753/coverbig.jpg)