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慰謝料代わりに渡されたのは、総資産10兆円と禁欲系スパダリでした。

慰謝料代わりに渡されたのは、総資産10兆円と禁欲系スパダリでした。

  • 全320章
  • 3章読めます

あらすじ

結婚して3年。成瀬寧音は自らの才能と輝きを深く封印し、夫である桐生恒一にとっての「貞淑な妻」であり続けた。

だが、夫の心は常に“忘れられない別の女”にあり、寧音は幾度となく見捨てられ、残酷に傷つけられていく。

義母からは「田舎者の疫病神」と蔑まれる息の詰まるような日々。

そして彼女が海外で誘拐され、独り生死の境を彷徨った絶望の日でさえも――夫はあの女のそばで寄り添っていたのだ。

完全に心が砕け散った寧音は、ついに恒一へ離婚を突きつける。

自分から離れれば路頭に迷うに決まっていると、高を括る夫。だが彼は知る由もなかった。彼女を迎え入れるべく、国内トップ財閥が手配した100台もの高級車の列が、とうの昔に待機していたことを。

「お嬢様、お帰りなさいませ!」

その日を境に、社交界に“絶対に逆らってはいけない一族の至宝”が帰還する。

長兄からは「経営の練習用」として千億規模の巨大グループをポンと贈られ、次兄の導きでエンタメ界を軽やかに席巻。父親からは一族の総資産の半分を直接譲り受け、さらには財界の頂点に君臨する覇者・東条嶺央までもが彼女に熱烈な求愛を始める。

きらびやかな夜会で、誰もが傅くほどの光を放つ元妻の姿に、恒一は目を赤くしてその手を取ろうとすがる。しかし、彼女を溺愛する5人の兄たちが鉄壁の如く立ちはだかり、冷たく言い放つのだった。

「うちの妹に会いたいだと?まずは整理券をもらって列に並べ!」

章一覧

全320章

  1. 第1章第1章絶望の結婚
  2. 第2章第2章もう少し寛大になれないのか
  3. 第3章第3章離婚しよう

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