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私の富、彼の寄生家族

私の富、彼の寄生家族

  • 全10章
  • 3章読めます

あらすじ

私は月収5000万円を稼ぐ脳神経外科医。

自衛隊幹部の夫と、その寄生虫一家全員を養っている。

彼らが破産寸前だった時、5億円の小切手で救ってあげた恩返しに、私は最高の家族旅行を計画した。

行き先はモナコ。プライベートジェットに、チャーターしたヨット。もちろん、費用はすべて私のポケットマネーだ。

旅行前夜、夫がとんでもないことを言い出した。元カノの瑠璃も一緒に行く、と。

あろうことか、夫は私が予約したプライベートジェットの私の席を、すでに彼女に譲ってしまっていた。

私に差し出された新しいチケットは、なんと紛争地域を経由する民間航空機。

「瑠璃は繊細なんだ。君は強いだろ」

夫はそう説明した。

彼の家族もそれに賛成し、私がまるで存在しないかのように、瑠璃に媚びへつらっている。

義妹なんて、瑠璃にこう囁いていた。

「本当のお義姉さんは、瑠璃さんだったらよかったのに」

その夜、私は自分の寝室で信じられない光景を目にした。

私のシルクのナイトガウンを着て、私のベッドに横たわる瑠璃がいた。

私が彼女に掴みかかると、夫は私から瑠璃を守るように、彼女を抱きしめた。

翌朝、私の「素行」への罰として、夫は山のような荷物を車列に積み込むよう命じた。

私は微笑んだ。

「ええ、もちろんよ」

そして私は書斎へ向かい、一本の電話をかけた。

「ええ、大量の汚染物質があるんです」

私は産業廃棄物処理業者に告げた。

「すべて焼却処分してください」

章一覧

全10章

  1. 第1章第1章
  2. 第2章第2章
  3. 第3章第3章

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