あらすじ
誰もが目を背ける「有名なブス」の私。
分厚い前髪、顔中のそばかす、ダサい服。
なのに、絶対的権力を持つ若き御曹司は私を選んだ。
一族の猛反対を押し切り、「ブス好き」と嘲笑されても彼と結婚して3年。
狂気的なまでに溺愛され、私は誰もが羨む妻になった。
外見じゃない、私の魂を愛してくれている。そう信じていた。
――夫の書斎で「99通のラブレター」と「本命の女の名が記された信託書類」を見つけるまでは。
彼の甘い愛は、本命の彼女を危険から守るための「盾」に過ぎなかった。
最初から、私なんて愛していなかったのだ。
彼が一族の実権を完全に掌握した今、用済みの私にすがりつく気はない。
私はあっさりと離婚届を突きつけた。そして、長年施してきた「醜いブスメイク」を洗い流し、彼の前から姿を消した。
章一覧
全21章
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