あらすじ
結婚式当日、新郎は藤原佳乃を置き去りにして想い人の元へ向かい、結婚後もその女性のために毎晩家を空けた。
自身の誕生日に誘拐された時でさえ、彼は彼女を「物分かりが悪い」と罵り、想い人に付き添い続けた。
死の直前、両親や兄たちに助けを求めたが、彼らは養女の誕生日パーティーの準備に夢中で、彼女の生死など意に介さなかった。
そればかりか、死後もなお彼女が死んでよかったとさえ思っていた。
そんな中、絶大な権力を持つ男だけが彼女の遺体を抱き寄せ、幾日も寄り添い続けたのである。
その後、過去へと転生した藤原佳乃は、結婚式の夜、かつての婚約者を見限り、絶大な権力を持つ彼の叔父へと嫁ぐ。
結婚後、新たな夫は彼女を心の底から溺愛した。
人生をやり直す中、彼女の隠された才能が次々と明かされるにつれ、彼女はますます眩い存在となっていく。
一方、かつて彼女を冷遇した者たちは焦り始める。
両親は、疫病神だと思っていた彼女ではなく、養女こそが真の災いの種だったと気づく。
長男は、自身の両足を治してくれたのが養女ではなく実の妹である彼女だったと知る。
次男も、自分の命を救ってくれたのは養女ではなく実の妹だったと知る。
そして三男は、彼女がいなくなった途端、芸能界で誰からも冷遇されるようになったことに気づくのだった。 彼ら全員が、激しい後悔に苛まれ始める……。
章一覧
全60章
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