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絶対零度の暴君が狂信する、ただ一人のサキュバス

絶対零度の暴君が狂信する、ただ一人のサキュバス

  • 全11章
  • 3章読めます

あらすじ

最高位の貴族サキュバスである私は、重度の潔癖症と極端な偏食がたたり、あろうことか自らを餓死させてしまった。

再び目を覚ますと、不遇な扱いを受ける「本物の令嬢」に転生していた。

実家に戻されて早々、「偽りの令嬢」の身代わりとして、界隈で「生き閻魔」と恐れられる権力者の男が主催する「死のお見合い」に強制参加させられる。

その男は残虐非道と噂され、過去に交際した女性は皆、死ぬか正気を失うと言われていた。

お見合い会場では、集められた100人の名門令嬢たちが恐怖のあまり床にひざまずいて震え上がり、自分が選ばれないことだけを祈っている。

男が冷笑を浮かべ、不運な一人を選び出そうとしたその時。人混みの後方にいた私は、思わず空気を深く吸い込んだ。

なんと、その男の体からは、万年に一度とも言える「極上の純陽の気」の香りが放たれていたのだ。

極端に偏食なサキュバスにとって、彼はまさに救世主であった。

私は前を塞ぐ令嬢を蹴りのけ、目を輝かせながら両手を高く挙げて興奮気味に叫んだ。「私を選んで!早く私を選んで!」

章一覧

全11章

  1. 第1章第1章
  2. 第2章第2章
  3. 第3章第3章

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