あらすじ
五年前、私は命懸けで炎の中から彼を救い出した。
しかし、夫は私を愛さず、命の恩人という手柄は別の女に奪われていた。
流産したばかりの夜、夫は私を土砂降りの雨の中に置き去りにした。
偽物の女からの「雷が怖い」という電話一本で。
義理の家族からは「跡継ぎも産めない役立たず」と罵られ、熱湯を被っても嘲笑されるだけ。
さらに、偽物の女の狂言を信じ込んだ夫は、建築士である私の右手首を力任せに握り潰し、実家の会社まで潰そうとした。
「自分の罪を棚に上げて、よくも手を出したな!」
十二年間の献身と、彼を救った代償が、我が子の死と砕かれた右手だった。
愛を乞うのは、もうやめた。
私は左手で離婚届を突きつけ、ずっと封印していた天才建築士としての才能を解放した。
「法廷でお会いしましょう、北条社長」
章一覧
全68章
/0/26167/coverbig.jpg)
/0/20745/coverbig.jpg)
/0/26309/coverbig.jpg)
/0/22707/coverbig.jpg)
/0/21326/coverbig.jpg)
/0/23103/coverbig.jpg)
/0/24326/coverbig.jpg)
/0/27106/coverbig.jpg)
/0/27105/coverbig.jpg)
/0/27221/coverbig.jpg)
/0/27166/coverbig.jpg)
/0/27154/coverbig.jpg)
/0/27104/coverbig.jpg)