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190cmの狂犬は、私を身籠もらせたい。

190cmの狂犬は、私を身籠もらせたい。

  • 全11章
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あらすじ

高騰する人件費を惜しみ、中古サイトで買い叩いたのは「三度の返品歴」を持つ人狼。

凶暴、不規、噛みつき魔。売主の警告は、不穏そのもの。

だが、目当てはただ一点。身長190センチ、鋼の筋肉。150キロの荷を軽々と運ぶ、その圧倒的体躯だ。

届いた「商品」は、期待通りの狂犬だった。

異変は深夜。奴は寝室へ忍び込み、熱を帯びた肉体で擦り寄り、私の項を執拗に牙で削る。

歯の生え変わりか、それとも狂犬病か。私は戦慄し、即座に返品を申し出た。

事情を聞いた売主は、長い沈黙の末に口を開く。

「お客様、返品はおすすめいたしません」

「それは歯の痒みではない。人狼が番の項を噛むのは、求愛期にのみ許された『マーキング)』」

「奴は貴方の身体を、種を繋ぐための『苗床』として渇望しているのですよ」

章一覧

全11章

  1. 第1章第1章
  2. 第2章第2章
  3. 第3章第3章

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